メタボリックシンドロームドミノ

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メタボリックシンドロームドミノ

メタボリックシンドロームとは、運動不足や食べ過ぎによる肥満、特に内蔵脂肪蓄積を基にして、動脈硬化の危険因子が積み重なった状態のことです。危険因子とは、肥満・高血圧・耐糖能異常(糖尿病予備軍)・脂質異常症などを言います。危険因子が積み重なる危険性は、日本人のデータでも危険因子の数の増加によって冠動脈疾患や脳卒中による死亡の相対危険度が上昇していることが報告されています。

危険因子が積み重なる連鎖的な流れをドミノ倒しに見立てて「メタボリックドミノ」として表されています。 メタボリックシンドローム

最近、日本でも食生活の欧米化(肉食・ファーストフードなど)や運動不足から肥満の人が増えつつあります。肥満になると、脂質異常症(高コレステロール血症)や高血圧、糖尿病などの生活習慣病が重なって発病しやすくなり、又、動脈硬化も進み、最終的に脳卒中や心筋梗塞などの血管の病気が起こりやすくなりますので注意しましょう。 メタボリックシンドローム2

質問:メタボリックシンドロームに該当する患者さんはどのくらいいますか?

回答:厚生労働省の2007年のデータでは予備軍も含めると、1,940万人と推定されています。日本では現在 医療保険者による定期健診に腹囲測定が追加され、メタボリックシンドロームに着目したプログラムが行われています。

質問:メタボリックシンドロームを予防するには?

回答:食事・運動療法を含めた生活習慣の改善が重要です。つまり肥満にならないことです。ストレスもできるだけためないようにしましょう。

質問:メタボリックシンドロームの症状は?

回答:メタボリックシンドロームでの身体への症状はほとんどありません。しかし症状がないからと言って生活習慣を見直さないと動脈硬化が進み様々な症状がでてきます。

質問:内臓脂肪型肥満とは?

回答:腸管などの内臓の周りに脂肪が溜まる肥満のことです。お腹が張り出た体型から「リンゴ型肥満」とも呼ばれています。メタボリックシンドロームの危険度が増すのが内臓型肥満です。内臓脂肪型肥満ではインスリンという血糖を下げるホルモンの効きが悪くなり(インスリン抵抗性)、ホルモンのバランスが崩れたり動脈硬化を進展させることが示されています。内臓脂肪は油っぽい食事や運動不足などで溜まりやすいと言われています。

質問:皮下脂肪型肥満とは?

回答:腹まわりやお尻・ふとももなどに脂肪が溜まる肥満のことです。「洋ナシ型肥満」「下半身肥満」などと呼ばれることもあります。

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