海綿状血管腫
海綿状血管腫(cavernous hemangioma)は、MRIを受けられる方が増えたことで、偶然見つかることが多くなっています。 特にMRIの検査法で、T2* (*:スター)という画像で見つかることがあります。偶然見つかったものは、治療の対象となることはまずありませんが、海綿状血管腫が原因で何らかの症状をきたして、見つかった場合は治療の対象となる場合があます。 脳出血やてんかん発作をきたす原因の病変にもなりうるので、てんかんに対しては、抗てんかん薬の内服を必要とし、まれですが出血で徐々に拡大する場合は、外科的治療も考慮される場合があります。